正解は2

解説

【薬理】
 破線の膜電位変化を見ると、活動電位の脱分極相(0相)が抑制され、再分極相(3相)が促進されている。したがって、Na+流入抑制作用(Na+チャネル遮断作用)及び活動電位持続時間短縮作用を有するVaughan Williams分類のIb群であるメキシレチンによる膜電位変化と推測される。なお、選択肢1のプロパフェノンはIc群、選択肢3のプロカインアミド及び選択肢4のシベンゾリンはIa群、選択肢5のアミオダロンはIII群の抗不整脈薬である。