正解は4

解説

【病態】
1 誤。t分布や正規分布は、平均(μ)を中心として左右対称の釣鐘型の曲線(ベルカーブ)を示す分布をいう。
2 誤。平均値は確率変数の分布における位置を示す指標であり、t分布、標準正規分布の場合は0である。
3 誤。正規分布は、別名ガウス分布とよばれる。
4 正。t分布は、母集団の標準偏差が未知のときの統計解析に用いられる。母集団の標準偏差が既知のときの統計解析には、標準正規分布が用いられる。
5 誤。t分布や正規分布は、連続データに関する確率分布である。順序尺度データや名義尺度データは非連続データであり、t分布の使用は適していない。