【薬理】
受容体刺激薬(アゴニスト)の結合部位に不可逆的に結合する遮断薬は、非競合的遮断薬(アンタゴニスト)に分類される。非競合的アンタゴニスト存在下では、アゴニストの用量-反応曲線は、最大反応が低下して頭打ちとなる。なお、競合的アンタゴニスト存在下では、最大反応は変わらずにアゴニストの用量-反応曲線は高濃度側(右側)へ平行移動するため、選択肢1のような曲線となる。また、相乗作用を示す薬物の存在下では、最大反応は変わらずにアゴニストの用量-反応曲線は低濃度側(左側)に平行移動して選択肢2のような曲線となることがある。
〇
1か3で迷った