正解は 3、5

解説

【実務】
1 誤。イホスファミドの重大な副作用として、骨髄抑制や出血性膀胱炎などが報告されている。メスナは、イホスファミドによる出血性膀胱炎などの泌尿器系障害の発現を抑制するために投与される。
2 誤。メスナの投与により、イホスファミドの抗腫瘍効果が減弱するという報告はない。
3 正。イホスファミドは、メスナとの併用により脳症が現れることがある。なお、脳症とは、中枢神経障害のうち重篤な意識障害を主症状とするものをいう。
4 誤。イホスファミドは、腎障害又は出血性膀胱炎を増悪するため、腎又は膀胱に重篤な障害のある患者への投与は禁忌、腎又は膀胱に障害のある患者には慎重投与である。そのため、腎機能を考慮する必要がある。
5 正。イホスファミドの投与時には十分な尿量を確保し、出血性膀胱炎などの泌尿器系障害を予防するため、本剤投与時の1時間前から、できるだけ頻回に、かつ大量の経口水分摂取を行い、投与終了の翌日まで1日尿量3000 mL以上を確保することとされている。

 

 

 

今はこんなのがあるんだ~
昔はVitCを使った.