正解は 2 1.0

 

解説

【薬剤】
平均滞留時間(MRT)は次式で表される。
  MRT=AUMC/AUC
ただし、AUCを血中濃度時間曲線下面積、AUMCを1次モーメント時間曲線下面積とする。
  薬物Aの粉末製剤のMRT粉=9000/1500=6.0 h
  薬物Aの液剤のMRT液=7500/1500=5.0 hとなる。
粉末製剤の平均溶出時間(MDT)は、粉末製剤と液剤のMRTの差で表すことができる。
よって、粉末製剤のMDT=MRT粉−MRT液=6.0 h−5.0 h=1.0 h