20200508_50歳女性。関節リウマチの診断を受け、

50歳女性。関節リウマチの診断を受け、生物学的製剤の導入目的で入院した。入院前よりメトトレキサート、ジクロフェナクナトリウムを服用している。入院2日目の朝、薬剤師が病棟へ行くと、「吐き気が4、5日前からあり、食欲もない。」と訴えがあった。さらに薬剤師が尋ねると、下痢はしていないが便は黒っぽい、胸や肩、頭の痛みはないということであった。
●入院時検査データ:血圧96/74 mmHg、脈拍95回/分、白血球3700/μL、赤血球220万/μL、血小板15万/μL、ヘモグロビン10.2 g/dL、へマトクリット24.1%
●その他の所見:発熱(−)、粘膜乾燥気味、眼瞼結膜は蒼白

 薬剤師は副作用を疑い、直ちに担当医師に報告した。考えられる副作用として最も可能性が高いのはどれか。1つ選べ。

解説

薬剤師国試