正解は 3 1回200 mg、60分かけての点滴投与を1日1回、数日間にわたって実施した。

解説

【【実務】
 アルベカシン硫酸塩の適応症は敗血症、肺炎であり、適応菌種はアルベカシンに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)である。通常、成人にはアルベカシン硫酸塩として、1日1回150~200 mg(力価)を30分~2時間かけて点滴静注する。必要に応じ、1日150~200 mg(力価)を2回に分けて点滴静注することもできる。しかし、本剤はアミノグリコシド系抗生物質であり、その薬効は最高血中濃度と相関する。また、腎毒性発生はトラフ値と相関する。よって有効性と安全性の観点から、1日1回静脈内投与が推奨されている。