正解は 1、3

解説

【実務】
八味丸と八味丸エキス顆粒の構成生薬は同じであり、ジオウ、サンシュユ、サンヤク、タクシャ、ブクリョウ、ボタンピ、ケイヒ、ブシを含む。八味丸は構成生薬を粉末にして、添加物としてハチミツを加えて丸剤としているので、脂溶性の成分などが損失せずに保持されている。
一方、八味丸エキス顆粒は、構成生薬の抽出液から生成された水製乾燥エキスであり、構成生薬を粉末にして混合したものではない。抽出液を用いてつくられる八味丸エキス顆粒は、八味丸と比べて繊維質の含有量が少なく水溶性成分が多い。