【物理】
１ 誤。蛍光分光光度計の光源としてキセノンランプ、レーザー、アルカリハライドランプなどを用いる。蛍光測定には通例、層長1 cm×1
cmの四面透明で無蛍光の石英製セルを用いる。
２ 正。記述どおり。一方、蛍光スペクトルは、励起波長を固定し、蛍光の波長を変化させて試料溶液の蛍光強度を測定することで得られる。
３ 誤。蛍光強度Fは溶液の濃度が十分に小さいとき、モル吸光係数εに比例する。
４ 正。測定によって得られる蛍光強度は、あくまで相対的なもので、装置やその条件（励起光強度など）、用いるセルによりその値は変わるため、必ず濃度既知の標準溶液と同時に測定する。
５ 誤。測定溶液に励起光や蛍光を吸収する物質が共存すると消光作用を引き起こす。このような物質を総称してクエンチャーという。
〇