【実務】 リドカインの静注用2%製剤は、期外収縮(心室性、上室性)、発作性頻拍(心室性、上室性)の他、急性心筋梗塞時及び手術に伴う心室性不整脈の予防目的で用いられる。本患者は、心室性期外収縮を発症しており、静注用2%製剤が用いられる。 なお、アドレナリン含有注射液製剤、注射液2%製剤、ビスカス2%製剤は、局所麻酔目的で、筋注用0.5%溶解液製剤は、抗生物質製剤の筋注時の疼痛緩和目的で用いられる。
〇