【実務】
1 正。学校保健安全法における学校環境衛生基準では、水泳プールは遊離残留塩素が0.4 mg/L以上であることと規定されている(1.0 mg/L以下が望ましい)。
2 誤。学校保健安全法における学校環境衛生基準では、水泳プールのpH値は5.8以上8.6以下と規定されている。
3 誤。プール熱(咽頭結膜熱)の病原体であるアデノウイルスは、遊離残留塩素が0.4
mg/L以上で不活化されるが、原虫のクリプトスポリジウムやジアルジアは塩素抵抗性であるため塩素消毒では死滅しない。
4 正。遊離残留塩素である次亜塩素酸は、紫外線により塩素と酸素に分解されるため、晴天時、紫外線が強いときは遊離残留塩素の消費が高まる。
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