正解は 4、5

解説

【法規】
1 誤。薬剤師免許が必ず取り消される要件は、成年被後見人又は被保佐人のみである。後見や保佐よりも障害の程度が軽微な場合、被補助人に認定される。
2 誤。薬剤師免許は、薬剤師名簿に登録されることによって、効力を生じる。薬剤師免許証は、薬剤師名簿に登録された後に交付される。
3 誤。薬剤師国家試験に合格し、薬剤師免許を受けようとする者は、麻薬の中毒者でないこと等に関する医師の診断書、成年被後見人等とする登記されていないことの証明書等とともに、都道府県知事を経由して厚生労働大臣に申請しなければならない。
4 正。相対的欠格事由の1つである。他に、麻薬、大麻又はあへんの中毒者や罰金以上の刑に処せられた者等がある。
5 正。記述どおり。また、他の絶対的欠格事由である被保佐人とは、判断能力が著しく不十分である者として、家庭裁判所から保佐開始の審判を受けた者である。