【衛生】
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)は、カネミ油症を契機として、1973年に制定され、化学物質を製造又は輸入するにあたって、事前に安全性の審査を受けることを義務づけた法律である。化審法の規制対象物質は、第一種特定化学物質、監視化学物質、第二種特定化学物質、優先評価化学物質、一般化学物質に分類される。
1 誤。クロロホルムは、化審法における優先評価化学物質に分類される。
2 誤。四塩化炭素は、化審法における第二種特定化学物質に分類される。
3 正。ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、化審法における第一種特定化学物質に分類される。
4 誤。2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシン(2,3,7,8-TCDD)は、ダイオキシン類の一種であり、非意図的生成物のため化審法の規制対象外である。
5 誤。スクラロースは、化審法の規制対象外である。人工甘味料として用いられる。