【薬剤】 バンコマイシンは腎毒性の発現を回避するため、TDMの実施が推奨されている。バンコマイシンはトラフ値が20μg/mLを超えると、腎機能障害の発生率が高まるため、目標トラフ値を10~20μg/mLに設定することが望ましい。イトラコナゾール、オメプラゾール、ベラパミル、モルヒネはTDMの実施が推奨される薬物には該当しない。