正解は 1 アセタール構造が開裂する。

解説

【化学】
ブデソニドは主に肝臓で代謝され、主として16α-ヒドロキシプレドニゾロン(24%)及び6β-ヒドロキシブデソニド(5%)に変換される。
1 正。ブデソニドの代謝経路の1つである。アセタール構造が開裂し、ヒドロキシ基が生成することにより、水溶性は高くなる。
2 誤。ブデソニドの互変異性であり、代謝ではない。したがって、水溶性は変化しない。
3 誤。ブデソニドの代謝経路としての報告はない。また、1位の二重結合が還元されても、水溶性は高くならない。
4 誤。ブデソニドの代謝経路としての報告はない。また、11位のヒドロキシ基が脱離すると、水溶性は低下する。
5 誤。ブデソニドの代謝経路としての報告はない。アルデヒドへの酸化反応の場合、水溶性は低下し、カルボン酸への酸化反応の場合、水溶性は高くなる。