20240110_70歳女性。1ヶ月前から四肢の筋力低下

70歳女性。1ヶ月前から四肢の筋力低下と、眠れないほどの四肢及び腰部の痛みがある。整形外科を受診し、以下の薬剤が処方された。リセドロン酸の作用機序として正しいのはどれか。1つ選べ。

(処方1)
リセドロン酸Na錠17.5 mg 1回1錠(週1錠)
週1回 起床時 2日分

(処方2)
カルシトリオールカプセル0.25μg 1回1カプセル(1日2カプセル)
1日2回 朝夕食後 14日分

(処方3)
アルプラゾラム錠0.4 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 就寝前 14日分

1. 骨のエストロゲン受容体に結合し、骨芽細胞を増加させ骨形成を促進する。
2. ヒドロキシアパタイトに結合したのち骨芽細胞に取り込まれ、アポトーシスを起こす。
3. オステオカルシンのカルボキシ化を介し、前駆細胞から破骨細胞への分化を阻害する。
4. メバロン酸代謝経路のファルネシルピロリン酸合成酵素を阻害し、破骨細胞の機能を抑制する。
5. カルシウムの腸管からの吸収を促進し、血中Ca2+値を上昇させる。

解説

薬剤師国試