【衛生】
1 正。生態系は、生物圏とそれを取りまく非生物的環境(水圏・気圏・地圏)からなり、それらが相互に関係し合って、物質のエネルギーの流れを形成している系のことである。したがって、水圏は生態系の構成要素の1つである。
2 誤。海洋は、地球表面の約70%を占める。陸地は約30%を占める。
3 誤。地球上の水の存在率は海水が約97.5%、淡水(氷雪、地下水、湖沼水、河川水など)が約2.5%であるため、海水と淡水の質量比率は約40:1である。
4 正。表層水(地表水)とはダム水、河川水、湖沼水などであり、地下水とは井戸水や伏流水などである。2013年度(平成25年度)の我が国の水道水源としての取水量は、表層水であるダム水が47.4%、河川水が25.2%、湖沼水が1.5%、地下水である井戸水が19.5%、伏流水が3.5%である。したがって、表層水は地下水に比べて取水量が多い。
5 誤。地下水は表層水に比べ、微生物が少ないため自浄作用が弱く、一度汚染されるとその状態が続く。