エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2014エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2014

o002_執筆者一覧.pdf

o004_はじめに.pdf

o005_目次.pdf

o008_前文.pdf

o013_CQとステートメント・推奨グレードのまとめ.pdf

p001_Ⅰ_疾患概念・定義(病因・病態生理).pdf

p005_Ⅱ_診断.pdf

p010_Ⅲ_疫学・予後_1_発生率・有病率・再発率.pdf

p014_Ⅲ_疫学・予後_2_寛解率・無効率・予後.pdf

p018_Ⅲ_疫学・予後_3_合併症発生率.pdf

p022_Ⅳ_治療_1_治療に関するCQ.pdf

 通常プレドニゾロン0.8~1 mg/kgBW/日相当(最大60 mg/日)で開始され,成人の場合小児より反応性は緩徐であるものの,早ければ2~4 週間程度で尿蛋白量減少の効果が現れ,また腎機能低下抑制に有効であるとしている.その後は2~4 週ごとに5~10 mg ずつ漸減し5~10 mg/日に達したら最少量で1~2 年程度継続中止する.再発例では,初回治療と同量と投与期間の治療,あるいは初回治療より減量したプレドニゾロン20~30 mg/日を投与する.

成人微小変化型ネフローゼ症候群においてのステロイドパルス療法は,経口ステロイド療法より早期に治療効果がみられたとしているが,再発率が多かったと報告しているため注意が必要である....
.....
これらを踏まえ,ステロイドパルス療法は重篤な腸管浮腫などがあり経口ステロイドの内服吸収に疑問がある場合は考慮してもよいと考える.

p079_Ⅳ_治療_2_食事指導.pdf

p082_Ⅳ_治療_3_治療解説と治療アルゴリズム.pdf

p090_Ⅳ_治療_4_薬剤の作用機序と副作用.pdf